まいにちソーセージ!

2016年生まれの男女ツインズとの毎日から生まれたものをお届けします。

初診で双子と判りました

今回は妊娠初期のお話です。

タイトルの通り双子だと分かったのはかなり早く、最初に婦人科を受診した時でした。

 

妊娠の兆候

普段から月経周期が安定しており4日以上の遅れは滅多にない私。先月結婚したばかりということもあり、妊娠5週目になるかならないかで予感がありました。

なんとなくだるいというか、調子の良くない日もあるといった妊娠超初期の症状も。

妊娠6週目に入った日には突然激しい吐き気に襲われました。それも仕事の外回りの途中で、コーヒーを飲んだ直後にトイレに駆け込んだ記憶があります。

これは間違いないと確信。以降、途切れることのない気持ちの悪さに悩まされました。食べることもできず、どうにか口に入れても残らず嘔吐。「これがつわりというものか!しかし私ってこんな体質だったのかぁ」なんて最初はのほほんとしていました。

 

病院にて

職場にほど近い産婦人科に駆け込んだのは、つわりを感じて2日後のこと。すでに朝から晩まで吐きまくってゲッソリしていました。

漢方か何かでこのつらさをどうにかしてほしかったので、終業を待って受診。60代の経験豊富そうな女性の医師に診てもらいました。

すぐに「あー、妊娠していますね」と言われ、あーやっぱりと。でもその言葉の後はなく、先生は無言でエコーを続けます。その時間のなんと長かったことか。

私は不安より、「この先生大丈夫かしら」と失礼なことを考えてました。子どもを授かったことが嬉しくて思考がお花畑です。

「二つある…双子ね」

かなり冷静に先生が呟いたとき、私はヘェッ?と変な声を出してしまいました。

「吐いてばかりでお腹がへこんで、胎嚢が変形してるから二つに見えるのかとも思ったけど、胎芽も二つ見えます。双子ですね。多分二卵性。」

このあたり私は頭が真っ白でちんぷんかんぷんですが、先生は丁寧に説明を続けました。

おかげさまで私はパニックになることもなく、純粋に喜びでいっぱいの状態で家に向かうことができました。

つわりが重いのも双子を妊娠した場合よく見られると聞くとホッとしたのか、幾分楽になりました。漢方薬は処方してもらいましたが。

当日撮ってもらった写真がこちら。分かりやすいDD双胎です。

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夫の反応

その晩、夫に「やっぱり妊娠してたよ」と告げると「おう、やったね!」すかさず「そんで双子だって」と言うと、案の定エェ〜ッといい反応が返ってきました。

ありがたかったのは、ネガティブな態度も言葉も出なかったこと。私と同じで単純にありがたく思っている様子で、20代半ばの新米父(予定)としては100点満点だったのではないでしょうか。

双子出産に向けての生活が始まった

今思うと、この先生ヤブどころかかなり腕のいいお医者さんで、しっかりした診察と診断をしてくれたものです。こんなに早く双子妊娠が判明するなんて(しかも膜性まで)。

もともと出産はできない病院ということもあり産院の希望を聞かれましたが、NICUなどの設備が整った総合病院をということでほぼ選択肢はありませんでした。

でもこっちはとにかくシロウト。この時は多胎妊娠に関する知識なんて微塵も持ち合わせてなかったので従うまでです。偉ぶったりこちらを下に見たりしない人で、終始冷静に話をしてくれたのが良かったなぁと思います。

多胎妊娠におけるリスクも説明してくれました。私の場合は一番ローリスクだということも含めて。だから落ち着いていられましたが、そういったことはだんだんと気になっていくものです。つわりは薬を飲んでも相変わらず辛く、気分が晴れないと色々な不安が出てくるもので。

さあ、幸せなのに不安と不快感でいっぱいの不安なマタニティライフの始まりです!